カメラ初心者の方でもすぐに実践できる「インタビュー撮影の基本」
こんにちは。岐阜で映像クリエイターとして動画制作を行なっている井村 旭宏と申します。 近年はスマートフォンやコンパクトなデジカメでも、高画質な映像を気軽に撮影できるようになってきました。 私は基本的には映像制作の企画や撮影から手掛けていますが、企業の広報やPRの方が撮影した素材の編集だけを頼まれるパターンも一定程度あります。最近、クライアントが撮影した「インタビュー素材」を編集する機会が複数あったのですが、撮影について共通する改善点がいくつかありました。 そこで今回は、 カメラ初心者の方でもすぐに実践できる「インタビュー動画の撮影の基本」 として、インタビュー撮影の抑えるべきポイントをまとめてみました。ちょっとした工夫で、ぐっと見やすく、聞きやすい動画に仕上がると思いますので、ぜひ参考にしてみてください! 基本編|カメラ初心者が押さえるべき3つのポイント 1. マニュアル設定を使用する インタビュー撮影では、カメラのオート設定を使用すると、 意図しないピントの移動や色・明るさの変化が発生し、安定した映像を撮るのが難しくなります。 そのため、以下の設定をマニュアルで固定することが大切です。 フォーカス シャッタースピード ISO(感度) ホワイトバランス 1.フォーカス 被写体があまり動かないインタビューでは、マニュアルフォーカスがおすすめです。オートフォーカスを使うと、被写体のちょっとした動きに反応してピントが前後する「フォーカスハンティング」を引き起こすことがあります。マニュアルでピントを合わせるのに自信がない方は、「オートでピントを合わせる → マニュアルに切り替えてピントを固定」という手順でピント合わせをするのがおすすめです。 ただし、以下のような場合にはオートフォーカスも有効です。 • 被写体が頻繁に動く場合 (立ったり、身振りが大きい人) • 少人数での撮影やワンオペレーション (フォーカス調整に気を配る余裕がない場合) • 高性能なオートフォーカスを使用 (瞳AFや顔認識機能が優秀なモデル) その場合は、オートフォーカスの感度や追従速度を低めに設定して、ちょっとした動きでピントが不自然に迷うことがないように調整しましょう。 2. シャッタースピード 日本では地域によって電源周波数が異なり、東日本(50Hz)では 1/50、西日本...